バージョン2を進めていると、アンルシアから直々に手渡される特別なアイテム「勇者姫のルーラストーン」。
グランゼドーラ城にあるアンルシアの部屋のバルコニーに直接ワープできる超便利アイテムなんですが……ストーリーを進めながらふと冷静になって考えてしまったんです。
「これ、アラジンが魔法の絨毯でジャスミンの部屋のバルコニーに忍び込むやつと同じでは……???」と。
今回は、この「勇者姫のルーラストーン」が秘める激重感情と、手渡された盟友(主人公)の理性の限界について語らせてください。
1. お城のセキュリティを全無視する「深夜のバルコニー直通便」
普通、一国の王女様の私室に行こうと思ったら、
- お城の頑丈な正門をくぐり
- ズラリと並ぶ近衛兵や門番のチェックを受け
- 侍従に取り次いでもらって……
という何重もの厳重なセキュリティを通過しなければいけないはずです。
それを全部すっ飛ばして、部屋のバルコニーへピンポイント着地。
親(国王夫妻)の目も、城中の兵士たちの監視の目も完全にスルー。 「夜中に誰にも見られずにこっそり窓から入ってきていいよ」と言われているのと完全に同義です。
これ、現代で言えば「はい、これ私の部屋の合鍵ね」って渡されたようなものじゃないですか……!?
しかもあのバルコニー、夜に行くと星空が見えてめちゃくちゃロケーションが良いんですよね。二人きりで風に吹かれながら密会するための特等席すぎて、公式のシチュエーション作りに情緒が狂います。
2. 【悲報】手前の部屋に控える侍女さん、完全に「公認の共犯者」だった
ここでひとつ思い出すべき重要な事実があります。
バルコニーから入ってアンルシアの寝室に行く手前には控え室があり、そこには専属の侍女がバッチリ待機しているということ。
「あ、衛兵の目はごまかせても侍女には見られてるじゃん!」と思うじゃないですか。 でもこれ、よく考えるとさらに美味しいシチュエーションなんですよね。
- バルコニーから「シュバッ!」と突然現れる不審者(盟友)に対し、一切騒ぐこともなく当たり前のように通してくれる侍女さん。
- つまり侍女さん視点だと、「アンルシア様が特別な方(盟友)を裏ルートから部屋に招き入れているのを、すべて察して温かく見守っている」という完全な共犯者ポジション。
正面突破の目を眩ませるだけでなく、側近の侍女まで公認の裏ルート。 少女漫画なら「フフ、アンルシア様も隅に置けませんね……」と生温かい目で見送られているやつです。手前の部屋を通る盟友くんの気まずさと居心地の悪さは計り知れません。

この人にはなんでもお見通しだろうな…
3. アンルシアは「無自覚天然」なのか「確信犯」なのか?
ここで気になるのが、「アンルシアはどういうつもりでこの石を渡してきたのか?」という問題です。
個人的には、この2つのグラデーションだと思っています。
- 表向き:ピュア度100%の無自覚天然 「だって私たちは盟友でしょ!いつでも相談に乗ってほしいから!」という曇りなき眼で渡してくるパターン。 普通の女の子として育ち、突然「世界の命運を背負う勇者」として孤独な戦いに放り込まれたアンルシアにとって、主人公は唯一対等に背中を預けられる存在。だからこそ、男女のあれこれや世間の常識がスポーンと抜けていて、純粋な信頼だけで渡してきている。
- 無意識の深層心理:全部分かってて許している 「勇者」としての完璧な振る舞いを求められる日々の中で、主人公にだけは「ただの女の子」としての素の自分を見せたいという無意識の独占欲。「誰にも邪魔されない裏ルートから、私だけに会いに来て」という王女様の密かなワガママの具現化。
「表向きはピュアな顔をして渡してきているのに、無意識の奥底にはクソデカ感情が詰まっている」。 この無防備さと重さのギャップが一番破壊力高いんですよね……!
4. 残された盟友くんの苦悩:アストルティアを救う前に理性を保て
この石を渡されて一番困惑しているのは、間違いなく主人公(盟友)です。
アンルシア本人は「いつでも来てね!」と爽やかな笑顔で去っていきますが、残された手の中にあるのは「王女の寝室へのダイレクト侵入パス」。
- 「今……22時だけど飛んで大丈夫か……? 着替え中だったらどうする? 勇者のギガデインで消し炭にされるのか……?」と時計を見つめて葛藤する夜。
- バルコニーに着地した瞬間、「頼むからちゃんとした服を着ていてくれ」と祈る緊張感。
- 侍女さんの「(あら、またいらしたんですね)」と言いたげな視線をくぐり抜けて部屋に入ると、オフモードのアンルシアが無防備な笑顔で「あ、来てくれたんだ!」と迎えてくれる(即死)。
もし顔を赤くして動揺していても、アンルシアは「どうしたの? 熱でもあるの? 私のベッドで休んで!」って純粋な目で覗き込んでくるに違いありません。その無防備さが一番の会心の一撃なんだよ……!!

アンちゃん可愛いなあ
まとめ:勇者と盟友の関係性は美味しすぎる
「勇者と盟友の崇高な絆」という綺麗な言葉でコーティングされているからこそ、ふとした瞬間に見える距離感のバグに悶々としてしまいます。
王家の迷宮で一緒に潜ったり、衣装を着せ替えできたりするのも含めて、公式からの供給が手厚すぎて助かりますね。
みなさんは「勇者姫のルーラストーン」をもらったとき、どんな気持ちで使っていますか……?
